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ホリエモンがまた新しいことを始めている。ゼロ高等学院という組織を開設するそうだ。ただ、ニュースを見た限りでは、どこかに大きな建物を建てるのではなくて、ネットを主体にしたサロンに入学者が入って、行動しながら学ぶようだ。

ゼロ高等学院

このゼロ学院の先生方は、ロケット会社の社員、寿司職人、農業従事者、ファッションデザイナー、と従来の「先生」とは異なる、一風変わった陣営である。今のところは、まだどのような教育を行うのかは分からない。26日の記者会見である程度は明らかになるのだろう。

自分は最近はホリエモンの本を少しずつ読んでいる。『すべての教育は「洗脳」である』『10年後の仕事図鑑』は今月になってから読んだ。

これ以外にも次から次と本を出している。そして、それらが、すべてベストセラーになるという勢いである。もちろん、ホリエモンが自分一人で書くのではなくて、スタッフがホリエモンの話を聞いて書き上げたものだろう。ただ、スタッフも沢山いて、それぞれ過激な考えの持ち主なので、読んでいると面白い。

こんな本を読んでいると、若い人、特に、ブラック企業などに勤めている人は、自分のこれまでの生き方に疑問を感じて、新しい生き方を夢想するのではないか。もっとも多くの人は夢想するだけで行動はしないだろうが。

ホリエモンの本は、「行動しろ」、「好きなように生きろ」、「夢中になれるものを探せ」と言っている。ほとんどが、このようなアジテーションなのだが、本気にすると大けがをする気もする。

知識を得るのはネットだけで十分だとホリエモンは言っているが、学校という大きな組織の中で、議論の仕方、プレゼンの仕方、論文の書き方を学ぶことは大切である。一人では、PowerPoint の使い方を覚えても、使う道がない。そもそも学校に行かなければ、PowerPoint を使う動機付けも生まれないだろう。

既存の学校には、たしかに大きな問題を抱えている。自主性を育てる代わりに、強制的に知識を詰め込ませる、つまり、洗脳的な面もある。しかし、何百年と作られてきたこの教育システムには、それなりの合理性があり、一夜で崩れ去ることはないと思う。

いろいろと言いたいことはあるが、とにかく、ホリエモンの教育への一つの試みとして、その新しい中身には興味津々である。特に、座学ではなくて、行動で学ぶという方針は面白そうだ。もっとも、現在の学校でもアクション・ラーニングと言って、行動しながら学ぶ手法は徐々に広まりつつある。

学校でのアクション・ラーニングとホリエモンの手法の大きな違いは、おそらく、後者は徹底的に金儲け、稼ぐという面を打ち出してきていることだろう。

今ここで、あれこれ言っても仕方がない。とりあえず、26日の記者会見を楽しみにしている。