専業主婦という生き方
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家内は専業主婦である。家内はそのことに誇りを持っている。しかし、最近の多くの夫婦、特に若い世代は共稼ぎが主になっているようだ。

自分は家内にパートで働いてもらっていたら家計は楽だったのにと思っていた。でも、家内は家事はきちんとこなしていたし、子育てもしっかり行なっていた。その点は感謝している。

子供達が学校から帰ってきて誰もいない家庭にはしたくないと家内は常々言っていた。子供達が学校から帰る時間帯には必ず家にいて、オヤツの準備などをしていた。そのせいかどうか分からないが、息子二人とも特に問題はなく大学生まで送ることができた。のんびりとした性格で親子との関係、特に母親との関係は非常に親密だ。

今は、二人とも家を出て就職しているが、家内は子供達が里帰りするときは、できるだけ暖かい雰囲気で迎えられるようにと全力を尽くしている。いつでもどんな状態で帰っていいように、子供達の下着などの衣服や歯ブラシを備えている。身体一つでこの家に来れるようにとの計らいだ。

なぜ家内はそうなったのか。それは義姉の家庭を見てきたからだ。義姉は社交家で友人・知人が多かった。旦那さんも多忙で遅く帰ることが多かったので、自然と友人たちと休日も含めて出歩くことが多かった。そのために、子供は一人でいることが多かった。側から見ていると子供への愛情は薄いと感じる人がいたかもしれない。

義姉の子供は小学校の高学年頃から反抗的になり、よく母親とケンカをしていた。冷え冷えとした家庭の雰囲気だった。その子は、家を出て就職しているが、その家に寄り付きもしない。

そんな義姉の家庭を見てきた家内は、義姉のような家庭には絶対にしないと誓ったようだった。それゆえに専業主婦としての生き方を選んだようだ。

私としてはパートでも働いてもらって月に10万円ぐらい稼いでくれれば家計を楽だったのになと思う。そうすれば、この年齢になって老後破産などという言葉にビクビクすることもなかったと思う。

とにかく、人さまざまだ。共稼ぎで子供達が立派に育った例は山ほどあるだろうし、逆に専業主婦で子供達がグレた例もたくさんあるだろう。我が家はこのような歴史だったので、それを受け入れて将来に備えなければならない。

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