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朝日デジタルで、河野防衛大臣が都内で政治資金パーティに次のような発言をしたという。

河野太郎防衛相は28日、東京都内で開いた政治資金パーティーで、「私はよく地元で雨男と言われました。私が防衛大臣になってからすでに台風が三つ」と述べた。会場の参加者からは笑いが起こった。台風19号などで東日本を中心に多数の死者が出ており、不謹慎との声が上がりそうだ

これらは失言であろう。ただ、失言であると判断するのは読者や視聴者である。河野大臣の記事について、「会場の参加者からは笑いが起こった」「不謹慎との声が上がりそうだ」の二つの文章を読んで、ここに新聞の誘導しようとする意図を感じた。現政権に対して厳しいという新聞のスタンスは理解できる。しかし、下線部のような表現は読者を誘導しようとする意図が見えすぎて気持が悪くなる。

また、萩生田文部科学相 「身の丈」発言で陳謝 「説明不足な発言」とNHKのウエブニュースであった。

大学入学共通テストに導入される英語の民間試験をめぐって、萩生田文部科学大臣は、先週BSフジの番組で、「裕福な家庭の子どもが回数を受けてウォーミングアップできるというようなことがあるかもしれないが、自分の身の丈に合わせて2回をきちんと選んで頑張ってもらえれば」などと発言し、批判の声があがっています

私自身も、今度の大学入試制度の改革など問題点は多いと思う。しかし、「批判の声があがっています」と読者を誘導するのは困る。今度の大学改革の問題点などを独自の視点でもいいから調べて、問題点を読者に突きつけてほしい。そうではなくて、新聞が失言をとりあげて、そればかりに集中するのは、真の問題隠しにしかつながらないと思う。

ただ、新聞をはじめとするマスコミはセンセーショナルな記事で売り上げを伸ばす必要があるので、このような誘導も仕方ない面もある。しかし、野党は、大臣の失言を取り上げて、そのための貴重な時間を費やすのは感心しない。防災をどうしたらいいのか、大学の学費が上がっている現状、おかしな入試改革に対して鋭い指摘をして、政策論議を堂々としてほしい。健全な野党がこの国に必要だ。有権者はそのあたりのことは、ちゃんと見ている。

国会で堂々たる政策論議をして、国民をうならせてほしい。

mary1826 / Pixabay