2015-11-19

介護保険料の通知がきた。自分は65歳になったので、第1号被保険者となり、あらたに納入する必要があるそうだ。(なお、第2号被保険者とは、40歳から64歳までの人である)

今までは、第2号被保険者として納入していたのだが、これからは第1号被保険者として納めることになる。毎月、15,320円納めるようにと通知書にある。えー?どうしてこんなに高いのか?前年度の所得に連動して賦課されるのだ。私の前年度の所得に応じて、この金額が算出されたそうだ。

もうじき、定年退職を迎える人間がしばらくは現役時代の収入によって計算された介護保険料を納める。納付金が高すぎる。どうも納得がいかない。この介護保険制度はかなりシビアで、生活保護を受けている人でさえも、年間で32,832円支払わなければならない。

通知書によれば、市全体で必要とする介護保険サービスの22%を、65歳の高齢者の数で頭割りするで、この金額が算出されたそうだ。

退職後は、自分はあと何を払うのか。今までは給料から自動的に引かれていてあまり気にしていなかったが、介護保険料に加えて、国民健康保険も支払う必要があるだろう。家内の国民年金の保険料もある。これまた大変な金額になりそうだ。

自分は私学共済に加入していたのだが、退職後も2年間は任意継続ができるそうだ。しかし、どうメリットがあるのか調べたら、入院などをするときは、私学共済の任意継続ならば、最高で2万円の負担で済み、残りは負担してくれるそうだ。これならば、任意継続したほうがいいかな。

いままでは、共済の掛け金は職場が半分を負担してくれたのだが、これからは全額自分が負担となる。

なんだか、頭の痛いことばかりである。職がなくなるということは社会的な信用もなくなるし、逆に保険料などの負担が増える。今まで組織にいた人間は、組織に守られていたのだが、その盾がなくなり、寒い風にさらされることになる。

しかし、頑張らなければならない。とにかく、何とか頑張っていかねばならない、と自分を励ましている。

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