『週刊文春』夏の特大号を買ってしまった。自分は週刊誌は買わない主義であった。特に人のスキャンダルで飯を食っているゴシップ週刊誌をけしからんと思っていた。しかし、なぜか買ってしまった。

早朝に目覚めて散歩した。冷たいお茶でも買って飲みたいとコンビニに立ち寄ったら、『週刊文春』の夏の特大号が売っていた。値段は430円だ。「特大ワイド37本 文春スキャンダリンピック』という特集が組まれている。これは面白そうだということで自分は飛びついたわけだ。

「小金井ストーカー刺傷富田真由さん「またギターを弾きたい」」というタイトルに惹かれた。もう意識が回復して文春のインタビューに答えたのかと思ったのだ。しかし、そうではなくて、関係者からのまた聞きである。このタイトルを見ると、いかにも本人にインタビューしているかのように思える。羊頭狗肉ではないかと思うのだが。

宮崎謙介元議員は何をしているかも気になっていたので、元議員が物流会社に再就職という記事も面白かった。あと、自分はまたショーンKがどうしているも気になっていた。活動休止後も多くの仕事のオファーがあった、と知人の一人が語ったようだ。ショーンKは、形式的な学歴こそなかったが、実力があった人なので、また再起して欲しいと個人的には願っている。

というようなぐあいにザーツを目を通してみた。ほとんどが、伝聞の伝聞を適当に膨らましただけの記事だが、タイトルのつけ方は大げさで購買欲をそそる風になっている。

自分が430円という大金を投じて、購入した週刊文春の夏の特大号。自分の430円が新たな犠牲者を見つけるための取材費用になるのかと思うと少し心苦しいが、たまにはということで、お許し願いたい。

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