レコード大賞を一億円で買う。
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『週刊文春』(文藝春秋)11月3日号の報道によれば、昨年末の三代目 J Soul Brothers のレコード大賞受賞は1億円という大金で買われたそうだ。

三代目 J Soul Brothers のUnfair World はあまり大したヒット曲だとは言えないが、昨年のレコード大賞を受賞した。

その裏には、芸能界で影響力のある周防郁雄社長のバーニングプロダクションからの審査委員への強い働きかけがあったそうだ。

そして、バーニングプロダクションはその見返りとして、EXILEのリーダーHIROが代表取締役をつとめる「株式会社LDH」に対して1億円を請求したそうだ。

それに応じて、LDHは一億円を支払う。そして……………  領収書が文春によって世に知られることになった。

でも、この曲のタイトル Unfair World は、あまりにこの闇の世界の現実を映し出している。

「人は誰しも 光と影が 交差する世界の果ての 迷える旅人」という歌詞は、意味深げである。

ネットでは、大騒ぎになっているのに、マスコミはどこも話題に取り上げる度胸はない。

この領収書は誰が文春に渡したのか。今頃、内部では犯人探しに大騒ぎになっているだろう。

まあ、なんとか大賞なんで、みんな、だいたいこんなものだろう。


昔のことを思い出す。自分が中学生の頃だった。

1966年(昭和41年)の8回目の『日本レコード大賞』は、橋幸夫の『霧氷』に与えられた。

自分は驚いた。全然聞いたことのない曲が選ばれたからだ。

中学生の自分でもおかしいと思ったくらいだから、大人たちはもっとシビアな目でこの受賞を見ていただろう。

それまでは、日本レコード大賞は権威があったが、この事件で、日本レコード大賞の権威が大いに下がった。

自分はその事件を思い出した。

あの年は、いいヒット曲があって、その中から選ばれる。その曲の選考の際にはいろいろな駆け引きがあったかもしれない。

そして、まったくダークホースとさえも言えないような誰も知らない曲が選ばれて、世間はびっくりした。

でも、中学生の自分には「大人の世界とはこんなものだ」と教えてくれた事件だった。

たしかに、「人は誰しも 光と影が 交差する世界の果ての 迷える旅人」である。

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