札幌市の30代の弁護士が6日、タクシー乗車中に暴れて車内を壊した、というニュースが報道された。動画で見るとこの弁護士は、運転手がわざと遠回りをしたと思い込み、かなり興奮して座席を蹴ったりしている。運転手さんは困ったようで、乗客をなだめようとしているが、うまく行っていない。この弁護士は途中で降りると言って、金を払わずに降りてしまった。タクシーの運転手さんも、さぞかし驚いたことと思う。

弁護士という社会的地位の高い人がこの様なことをするなんて驚きである。まるで末端のヤクザのような行動をしている。ドライブレコーターがあったので、この事件が公になったが、ドライブレコーターで録画されてなかったら、この事件は運転手さんの泣き寝入りになったことと思う。

さて、自分の所感としては、酒は恐ろしいものだと思う。ある一定以上飲むと自分がコントロールできなくなる。いわゆる、酒乱である。30代の弁護士だが、かなり酒を飲んだのであろう。おそらく自分でも何をしたのか、はっきりとは覚えていないのであろう。

この弁護士は一躍名前が知られてしまうことになった。弁護士会から何からかの懲戒を受けるであろうが、弁護士業をやめるまではいかないまでも、仕事には相当の打撃となるだろう。そのような計算ができなくなるのが、酒の恐ろしい点である。

自分も若い頃は何回か酒を飲んで前後不覚となり恥をかいたことがあった。あとで友人達が、自分がどんなことを言ったのか教えてもらったりすると、赤面するような思いもしたことがあった。ある時には、私は女性と酒を飲んで、一生懸命にその人をくどいたようだ。その人は幸いにも冗談と思い、私の言葉を相手にしなかったのだが、あとでその日のことを、その女性から教えてもらい、非常に恥ずかしい思いをしたことがあった。

最近は自分は外では酒は飲まない。この年なので、飲めなくなったこともあるが、酒乱でもなって職場の宴会で大暴れしたら失職してしまうという恐れからだ。それで、家で焼酎をワンカップほど飲むことで満足している。でも、それもやめて、そろそろ完全に断酒にしようと思う。

さて、この30代の弁護士であるが、人間は、若いうちはこんな失敗は何回かあるだろうと思う。もともと優秀な人なのであるから、これを機会に深く反省して、酒を飲むのは慎んで、仕事に打ち込むようになればいいと思う。私は自分が酒乱となって何回か失敗した経験から、この人にはやや同情的である。示談となって、賠償金を払って一件落着となることを願うのである。