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今日は2月13日だ。金銭的にはかなり苦しくなってきた。年金の支給日の前になると、いつもそうである。むかし、独身の頃は、給料日などという概念を忘れかけていた。財布の金がなくなるとATMに行って下ろすだけだった。残金がいくらあるか気にもしなかった。公共料金は自動引き落としだし、金銭的に気にかけることはほとんどなかった。

未来になったら、自分は老人となり、年金生活をして生きて行くことは知っていたが、それは遠い未来のことであり、自分には関係ないと思っていた。ところが、あれよあれよと言う間に、自分は40代になり、50代、そして高齢者の定義である。65歳までも超えてしまった。65歳で定年退職となり、現在は嘱託のような形で低い給料をもらいながら働いている。年金と嘱託の給料を合計しても、現役の頃の半分ぐらいにしか達しない。

今は何という様変わりか。食費関係は家内の担当だが、それ以外は私の担当だ。公共料金はすべて楽天カードで引き落とすようにしている。楽天カードの詳細をスマホでわかるので、それを見ながら、無駄遣いはないかチェックしている。

スマホで3万円ほどかかるのが痛い。自分のスマホが壊れたので仕方なしに新しいスマホを買ってその分割払いをしている。ポケットWi-fiまで昨年まで使っていた。その機械の分割払いが2月まで続く。スマホ関係は3月以降は7千円ほど減る予定だ。

家内は60歳前なので、まだ国民年金を払わなければならない。16,490円が国民保険料だ。年金生活者にとってこの金額は痛い。家内が60歳になれば、この金額は無くなるのだ。家内が65歳になれば、家内の国民年金の支給が始める。しかし、同時に私の加給年金がなくなり、家内の介護保険料の支払いが始まるので、プラスマイナスで、さほど楽にはならない。

国民保険料、介護保険料、これは本当に恐怖だ。年金生活者のふところを直撃する爆弾だ。楽天カードの明細を見ながら、そんなことを考える。

家内の国民保険料は16,490円なのだが、楽天カード経由で引き落とししているので、1%が楽天ポイントとして還元される。つまり毎月169円が戻ってくるのだ。169円でも、馬鹿にするなかれ、これだけあれば、おにぎりが一個、あるいはワンカップの焼酎が買えるのだ。空腹の時におにぎりが一個でもあれば、かなり助かる。あるいは、夕食の時に、焼酎ワンカップがあれば、いい気分になれる。

そんなことで、今は楽天カードの明細書を見ながら節約法を考える。細かい出費でも楽天カード経由にすること、あまり使用しないサービスはキャンセルすること、が大切なのだが。

さてさて、明後日の年金支給日が待ち遠しい。こんなに待ち遠しいのも久しぶりだ。

geralt / Pixabay