福田次官のセクハラ問題は相変わらず世間を騒がしている。NetIB News には次のような記事が載っている(http://www.data-max.co.jp/300417_dm1777_2/)。

財務省の福田淳一事務次官が女性記者にセクハラを行った、とする『週刊新潮』の記事をめぐって、新情報が飛び込んできた。

 「『財務次官がセクハラ』とする情報を新潮にリークしたのは、官邸」。そう語るのはベテラン大物代議士。いま安倍政権が懸念しているのは、森友学園や加計学園などの疑惑について、あらゆる証拠を握る官僚から情報がマスコミに流れること。官僚にすべての責任を押し付けようとする安倍政権への反発があるためで、とくに複数の犠牲者を出した財務省からのリークには警戒心を募らせている。

 「だからこそ、財務省を徹底的に服従させるために組織をガタガタにして、人事を動かしたいというのが官邸のねらい。財務省がセクハラ疑惑を完全否定しているのは、その動きを察知したからで、徹底抗戦する構えだろう」(同前)

 また、被害者とされる女性記者がまったく姿を現さないことについては、データ・マックスの既報とは違う見方をしているという。
 「被害者はフジテレビの女性記者ですよ。財務省が女性記者に対して名乗り出て協力するよう呼び掛けていますが、フジは政権に近いため、絶対に出てこないとわかっているんです」

 スケベ親父のセクハラ事件かと思いきや、「悪巧み」(昭恵夫人のFacebookより)好きな安倍政権の本質が姿を現してきた。

なんだか、最初は単純なセクハラ事件かと思っていたが、これにはさらに奥がありそうだ。推理小説のような展開になってきた。

自分も音源を聴いてみた。これだと飲み屋で泥酔した客が女性をからかっている、という印象だ。「女性記者へ特ダネ提供を餌にホテルに誘う」というような深刻な内容ではない。この音声では、しょぼいな、との印象だ。

この音源が捏造であるとの説もでてきている。陰謀説やらハニートラップ説まであって、何が何だかさっぱり分からない。評論家も大変だ。テレビで断定的に述べると後で新情報が出てきた場合、格好悪いことになる。私のような一般庶民には複雑怪奇すぎる。

今度『週刊新潮』の新しい号が木曜日に発売されるそうだ。その予告は以下のことのようだ。

ろくでもない「財務事務次官」のセクハラ音源

森友問題の収拾に追われる財務省。何とか予算は成立したものの、非常事態が続く日々である。そんな折も折、省トップ、福田淳一事務次官の信じ難い醜聞が持ち上がった。国会紛糾の最中も、夜な夜な妙齢の女性たちを酒席に誘い、セクハラ発言を繰り返していたという。「キスしたい」「不倫しよう」……。その驚愕の中身とは。

週刊誌は、常にこんな扇情的な書き方をする。とにかく売り上げを伸ばさないといけないからだ。自分は週刊誌を買うことはない。本屋で立ち読みか、病院の待合室で読むだけだ。

木曜日発行の週刊誌には決定的な証拠が出るのか。出るようならば、次官は辞任して早く政局を正常化して欲しい。

国会議員には、こんなつまらない話題で時間を潰すのではなくて、年金問題とか、消費税のアップとか、国民の生活に直結することで大いに議論をしてもらいたい。