鳥越俊太郎を気の毒に思う。
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2016-07-28

鳥越俊太郎は都知事選に立候補しなければと後悔しているかもしれない。『週刊文春』と『週刊新潮』という二つの代表的な週刊誌に過去の女性関係をバラされたのである。でも、選挙という大事なときに、いかにもイメージダウンを狙った記事、正確に言えば、自誌の売り上げ増にいかにも結びつきそうな記事を掲載したのだ。

鳥越俊太郎の政敵が糸を引いているということはないだろう。彼はいままで政治には無縁の世界にいて、評論家として活躍していたのだ。評論家とは気楽な商売だ。評論家自体が注目を浴びることはない。注目を浴びるのは政治家や芸能人だ。スキャンダルが発掘されるのは、政治家や芸能人だ。評論家はそのスキャンダルにあれこれコメントすればいい簡単なお仕事だ。

そんな仕事ばかりやってきた評論家が、突然政治家になろうとした。そして、今、過去のスキャンダルが暴露されている。鳥越俊太郎は、『サンデー毎日』の編集長の時に、宇野宗佑の愛人問題を追及して名を挙げたのだ。今は、逆の立場にある。どうしたのか。宇野宗佑の呪いに祟られたのか。

週刊誌は、こんな大都会の都知事を決める選挙なのに、候補者の政策には無関心か。本当は『週刊文春』は各候補の政策の違いがわかる一覧表でも作ってくれればいい。候補者Aが都知事に選ばれたら、どのような政策がおこなわれるか、あるいは候補者Bならば、どう東京は変わるか、などの予想の特集号があれば、週刊誌も存在意義が出てくるのだ。

でも、結局は週刊誌は、大衆の注目を浴びなければならない。そしてお金を出して買ってもらわなければならない。大衆へのアピールが最大の仕事だ。その意味では週刊誌は上手に立ち回っている。他のマスコミより存在感が出ている。

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