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歯の調子がよくない。先般、右側の歯の奥が痛い、という記事を投稿した。
先日、歯医者で消毒してもらい歯茎につける練薬をもらった。それでかなり痛さは改善された。しかし、昨日ぐらいから、また痛くなり、食事の時も硬いものは左側の奥歯を使わないようにして、そろりそろり食べていた。
前歯は食べものをかみきり、奥歯で噛み潰す。奥歯で噛み潰しながら、食物の本当の味を味わうのである。
食事というのは老人にとって大事なことである。老人だけでなくて、普通の人にとっても、快適に食事ができることは人生の大きな楽しみである。そのためには、丈夫な歯でなければならない。
今回の歯痛は何とか乗り越えても、あと数年で奥歯は抜いて、差し歯になるかもしれない。
今まで、全部が自分の歯であることを誇りに思っていたが、いよいよ、人工的な歯、入れ歯を入れるのかと思うと寂しい気がする。来年か再来年か、分からないが、歯が徐々に抜けてゆく。
いつまでも、健康であれば、若い時のままの状態が続いて、死ぬ時はぽっくりとゆく。それが理想だが、老化して醜くなり、動きが緩慢になり、様々な薬の助けを受ける。嫌だが、仕方がないことか。