先日、高校時代の同級生とお話をしていたら、共通の友人である、同級生がガンの手術をしたということを知った。大腸ガンだそうだ。先日、手術をして、来年の春まで抗がん剤の点滴を受けなければならない。自分と同じ年齢の人間のガン報告は聞くのが辛い。

自分の身近なところでは、叔父さんが肺がんでいま治療中だ。やはり抗がん剤を投入しているので、がっちりとした体格の人であったが、今はやせて毛が少なくなっている。義姉は子宮頸がんで数年前に手術をした。自分のところに飛び火するのは時間の問題かと思うと、いても立ってもいられなくなる。

家内の知人で乳がんを患った人がいた。ステージ2であったが、一年もしないうちになくなった。ステージ2にしては、早すぎるという気がしたが、その人の旦那さんの話によると、「お金があればもっといい治療を受けることができた。でも、金がないので、自分の妻は早く死んでしまった。悔しいことだ。」だそうだ。

金があれば、寿命は10年ぐらいは伸ばせるのだろうな。たしかに、金持ちは長生きして、貧乏人は短命だ。自分はこれから真剣にお金を貯めたいと思うが、無理して長生きすることもないような気もする。どれが人生の正解なのか。

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