ボーナスが出た。しかし、これはほとんどが借金の返済にあてられてしまう。昔は、ボーナスを何に使おうかウキウキしたものだったが、今はこの楽しみはない。でも、とにかく借金が減ったということでホッとしている。ホッとするということも一種の楽しみと言えばそうであるが。

現役時代は金銭的な心配はあまりしていなかった。今の嘱託のような仕事になってからは、毎月のやりくりに困るようになった。でも、嘱託でもボーナスは少額ながら出る。退職金はないのだが。

70歳の自分にも仕事をもらえるということで感謝している。できたら嘱託の仕事をあともう数年続けられたらと思っている。

毎日の暇な時間に他人のブログを読んでいる。ブログランキング、にほんブログ村、のどちらかを読んでいる。だいたい、自分と同じようなシニア、リタイア、貧乏などをキーワードにしているブログを探している。

貧乏を訴える人、無職を嘆く人と自分を比べると、自分の場合は一応年金の収入があることで助かっていると感じる。自分は仕事は5回ほど転職したが、そのために厚生年金、公立共済年金、私学共済年金と三か所から定期的に年金をもらっている。1つ1つは少ないが、3つほど合わせると何とか生きていける金額になるかなと思う。それに現在は嘱託で働いているところから給料が毎月でる。これは主に借金返済にあてている。

とにかく、年金というのは本当に安心感をもたらす。働きを辞めても、病気をしても、隔月の15日に振り込まれる。パートの人が毎月の出勤日数とか残業時間などを気にしながら働いている姿を知ると、この点は自分はラッキーだと思う。

若い頃は、無職になって、自由勝手に生きることに自分も憧れた。でも、やはり金銭的な面でそこには踏み込めなかった。今は、70歳になって、嘱託の仕事もリタイアすると、完全に自由になって、好きなことができるのだ。でも、今度は体が言うことを聞かない。医者にも定期的に行く必要がある。若い頃に憧れた外国を放浪の旅などは、夢のまた夢になってしまった。

今は、人々の書いたブログを読みながら、いろいろなことを考えている。