連休はHuluとNetflixを見て楽しんだ。主として、邦画とドラマである。実は自分はこの数十年日本の映画やドラマをほとんど見ていなかった。その意味で、今はどの映画やドラマも新鮮に感じる。さらに、色々な俳優や女優さんの名前と顔を覚えることができた。

昨日は、『カカフカカ』を見た。タイトルの意味が分からなかった。カフカと関係するのかと思った。でも、それは「可か不可か」の意味であることが最後にようやく分かった。内容は、シエアハウスする4名の男女の物語だ。ヒロインは森川葵である。彼女の魅力を十二分に引き出した面白いドラマであった。中学時代の元彼の治療をするために添い寝をするという有り得ない話だが、それはドラマということで、とにかく笑いがあって面白かった。

森川葵

その前は、三浦春馬が主人公の『オトナ高校』を見た。これも大笑いの話であった。性に関する重いテーマを扱っているが、決して重くならないで、楽しく話が進む。黒木メイサと松井愛莉という綺麗な女優さんが登場する。有名な女優さんのようだが、今まで知らなかった人である。

三浦春馬さんは自殺したが、30歳の若さで、イケメンで収入もあり、仕事も順調で何で自殺したのか分からない。演技を見ていると何も影が見えないのだが、闇を抱えていたのだろう。闇を抱えていそうに見える高橋一生が自殺したならば、「やはり」と呟く人は多いだろうが。

映画『阪急電車片道15分の奇跡』もまあまあ楽しめた。阪急電車の沿線に住む庶民の生活を語っている。冒頭の中谷美紀の話だが、喫茶店にいる鈴木亮平の姿が若いので驚いた。この映画は10年以上も昔に撮影されたもので、当然、登場人物は10歳以上も若い。俳優たちも年をとってゆくのだな、と当たり前のことを考えた。

それ以外に面白かったものは、『学校のカイダン』『マザーゲーム』『クレオパトラな女たち』『スワンの馬鹿』などである。『スワンの馬鹿』の女優さん、芦名星さんも自殺したという。36歳という若さで人気も仕事も充実していた人がなぜ自ら命を絶つのか分からない。でも、ドラマを見ると何となく闇をかかえた人のようにも思える。