2015-12-02
12月1日は毎年、企業年金連合会から年金が振り込まれる。金額は42,874円である。自分は卒業後しばらく企業で働いていた。期間は53か月であり、年に直すと4年半ほどか。自分が60歳になってから、ずっと変わらずこの金額が12月1日に振り込まれる。
企業に働いていると、厚生年金基金に加入する。そして、退職後に年金が支給される。加入期間が10年未満ならば、企業年金連合会から、10年以上ならば、加入していた厚生年金基金から支給される。
加入期間が一か月以上ならば、もらえる資格が出るそうだ。もちろん、金額は本当に少量になるが。
恐ろしいと思うのは、加入していた厚生年金基金が解散した場合である。すると加入者は最悪の場合は、その年金がもらえないことがあるのだ。
さて、自分は60歳を超えたときから、日本年金機構からある程度のお金をもらっていた。それは年に51,000円である。2か月ごとに支給されるのだが、それは8,500円である。自分はこれは国民年金を前倒しにして少額をもらっているのだと思っていたが、そうではない。国民年金は65歳にならないともらえない。少額を前倒しに支給するという制度はない。
よく説明書を読んだら、この51,000円の部分は老齢厚生年金であることが分かった。企業で働いていた分が国から支給されるのだ。その分を2か月おきに8,500円ずつもらっていたのだ。そして、企業年金連合会から毎年振り込まれるのは、別途の国の厚生年金の一部を代行した部分と企業の上乗せ分であることが分かった。
つまり、自分は企業で4年半働いたので、年に42,874円+51,000円=93,874円もらっていたのだ。これはありがたい。自分は60歳からも仕事を続けていたので、他の年金は不支給だが、働いているいないにかかわらず、もらえる企業年金はありがたい。
さて、来年4月からいよいよ全面的に年金生活だが、どうなるか。静かに細々として生きていくつもりである。