2016-01-09

最近、警察の指導で、自転車が車道を走るようになった。これは非常に危険なことだと思う。日本のように狭い車道に自転車を走らせたらどのようなことが起こるか、見当がつくだろうに。

昨年、オーストラリアに行った時に見たことだが、メルボルンなどは道が広くて、自転車専用道路が付いている。そこをヘルメットをかぶった人たちが自転車で疾走している。オーストラリアではヘルメット着用は義務である。オーストラリアのように広い国では、専用の道を作っている。そこを自転車が利用している。日本もあのようになればと願うのだが。

しかし、日本のように狭い国では、自転車専用道路はほとんどない。そして、ママチャリまでも車道を走れと警察は言う。

昨日、私が車を運転している時に、私の左側の車道だが反対方向から自転車が来た。そして進行方向に走っていた自転車とぶつかりそうになった。車と同じ方向に自転車も走るという教育もまだ行われていないようだ。なんら準備も教育も行われていないのに、自転車に車道を走れというのは無理だと思う。

ただ、自動車から自転車に交通機関の重点を移すことは正しい判断だと思う。そこで、政府が行うべきことは、巨大な資金を投入して、自動車専用道路を各地に作ることである。もっとも、田舎の道は自転車専用道路はいらないだろう。田舎では車もまれにしか通らないから。都会だけにたくさん道を作るのだ。用地買収が必要になるな。そんな金はどこにもないのか。

とにかく、都会の道に自動車専用道路をたくさん作ることが必要だ。それは交通の緩和に結びつくし、なによりも公共投資を増やすので経済の活性化に結びつく。できれば、そのときに、電柱をとりはずし、地下へ埋めることを行って欲しい。美観を損ねるし、防災上も問題点が多いと思う。私たちの住む都会が美しくなり自動車に頼らない町になることは望ましいことだと思う。

出典ぱくたそ 
出典ぱくたそ