2016-01-29
今週も週刊文春を買ってしまった。これで4週間連続で購入だ。自分はどうしたのか?金にうるさい自分がこんな週刊誌を4連続購入とか。合計で1600円も文藝春秋社に貢献してしまった。
「甘利大臣の嘘と「告発」の理由」という記事が始めにある。実名告発である。告発者は一色武という人である。告発されたのは甘利明TPP担当大臣である。昨日のニュースで甘利大臣は辞任する旨の報道があった。『週刊文春』の威力は恐ろしい。
大臣室で50万円を二回、なんやかんやで合計で1200万円を大臣や事務所に渡したという。
私の親戚の一人が昔自民党の末端の運動員をやっていたが、その人の話によれば、「このようなやばい話は大臣には係累を及ぼさない形で処理される」そうだ。つまり、秘書がすべてを取り仕切って、ことがばれたら秘書が独断で行ったことにして責任をかぶるそうだ。もちろん大臣は暗黙の了解を与えるのだが。
なお、贈収賄事件では、送った側も受け取った側も罪に問われる。この事件では、一色武氏はもちろん罪に問われる。そのことを覚悟で告発したわけだ。1200万円を失った悔しさから、自爆覚悟で大臣の首を狙ったのか。このあたり、裏に何かあるのか。よく分からず。
それから数日前に、橋下徹の出自に関する記事で文春は200万円の和解金を橋下徹に払うとの報道があった。文春は一冊が400円であるから、5000冊分に該当する。定価の半分が利益とすると1万冊分ぐらいの利益が吹っ飛んだことになる。しかし、毎週この週刊誌は40万冊ぐらい売れているのであれば、さほど痛手ではないだろう。
例のベッキーと川谷絵音の不倫に関する記事もあった。内容的にもう何も新しいことはなし。天下の文春もそろそろ種が尽きたようだ。
今は、人々の関心はラインの内容がなぜ露出したのかの点に関心が移っている。ラインは恐ろしや。自分も使っているが、知られて困るような内容はない。しかし、有名人はこれからはラインの利用には気をつけるようになるであろう。