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今日は4時頃に目が覚めた。この時期は4時でも明るくなってきている。子どもの学資と仕送りに〇百万円ほど必要だ。どうして工面しようか、昨晩から考えていた。
そんな時に、小出恵介は17歳の少女から、500万円を要求されたことを思い出した。値段交渉の結果、200万円になったが、その金の支払いは事務所から止められたそうだ。
小出恵介は33歳という年齢である。自分の半分ぐらいの年齢だ。この事件が明るみになって、彼が出演した番組がすべてお蔵入りとなり、取り直しとなるという話を聞いた。損害は〇億円になることを聞いた。
今まで、順調に俳優生活を送ってきた。名声、金、女性に恵まれて、本人も天狗になっていたと思われる。彼の人生での初めての挫折経験か。33歳なんてまだまだ若くて、人生は未経験のことばかりだ。挫折を繰り返して人間は賢くなっていくのだ。
彼の今の心境を推察する。
- 自分は馬鹿だった、世間知らずだった、と反省の気持ち。
- 番組がお蔵入りで、共演者に申し訳ないという罪悪感。
- 所属事務所に多大な金銭的な存在を与えたことでの罪悪感。
- 17歳女性へのひどい憎しみとさげすみの感情。
- 世間に知られたことで恥ずかしくて格好悪いという感情。
これらの様々な感情だろう。彼にとって500万円は我々庶民にとっての10万円ぐらいの感覚か。500万円で世間に知られずに、すべてが解決するならば、彼は喜んで払っただろう。
このような事態になった最大の原因は、小出恵介が17歳少女を一人の人格ある人間とは扱わずに、虫けらのように扱った点だ。つまり肉体だけが目的で、人との温かいコミュニケーションなどまったく眼中になかった点だろう。
17歳少女は有名人と関係を持てたことで最初は舞い上がっていたが、彼の自分を虫けらのように扱っていることで、態度を豹変したのだろう。
関係した女性には毎回きちんと誠意を持って接すれば、いくら関係を重ねても女性たちは裏切らないのではと思う。小出恵介の態度が不誠実で威張っていて、人を見下したような態度を取られると、週刊誌にも売り込みしたくなる。
なお、17歳の未成年が週刊誌に売り込むという発想など無理だろう。やはり周りの大人のアドバイスだろう。
今回のこと、17歳の少女もその親の名前や写真がインターネット上で広まっている。個人情報が拡散している。双方がウインウイン関係の逆のlose-lose 関係になってしまった。儲かったのは週刊誌などのマスコミだけだ。
有名人は大変だなと同情する。その点、私のような庶民は気楽でいいなと思う。自分が今直面しているのは子どもの学資と仕送りのお金の問題だ。借金をするか、奨学金を借りるか、教育ローンで借りることができないか調べてみよう。自分にはとても大きな問題だが、でも何とかなるのではないか。