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昨晩はTBSの『ないないお見合い大作戦』を見た。面白かった。見ているといつの間にやら感情移入してくる。「この人、頑張れ」とか「この二人カップルになれ」と思ったりするが、やはり戦いであって、他の人に意中の人を取られたりすると、自分のことのようにガッカリしてしまう。
しかし、面白い番組があるものだ。嫁不足に悩む地元の人たちが、この番組を利用して、花嫁募集をする。地元の宣伝になるし、これを切っ掛けに観光客が増えるかもしれない。あまりイベントのない地方では、この番組の開催自体が大イベントになる。
自分が若い頃にこのような番組があったら、自分は応募しただろうか?とふと考える。そーう、やはり、応募しないな。応募するだけの度胸はない。プライバシーをさらけ出すことも抵抗がある。応募する人たちは凄い精神力だと思う。
この番組は、奥手でおとなしい男性たちと積極的な女性たちが繰り広げる恋愛バトルである。私が不思議に思うのは、この番組に応募するだけの度胸のある女性たちならば、いくらでも相手を見つけられるだろうに、どうしてこんな番組に出るのだろうか、ということだ。
テレビ出演に出てみたい。それに出ることで、自分の人生に何か変化が起こればいいと考えているのか。あるいは、勇気のない女性が、出演することで、人々の注目を浴びる。それを切っ掛けとして、今後は何事にも積極的な女性に変身しようと考えているのだろうか。
あと、介護士とか看護師の人も多いようだ。つまり女の職場で働いている人で、出逢いの機会が少ない人の応募も多いように思えた。
番組の中で男性に人気がある女性は可愛い人である。容姿端麗だと男が群がってくる。「外見じゃなくて、中身だよ!」と言っても男の本音は「可愛い子」を求めるのである。
番組の途中で、以前の番組でカップルになった人たちの結婚報告があった。航空自衛官と介護士?のカップルが昨年末に結婚したそうだ。航空自衛官は訓練で鍛えられているので、すぐに敬礼して、「~を報告します」などとやっていて、笑えた。パイロットならば、危険手当もあって給料はいいだろうし、自衛隊を退職後も民間の飛行機の操縦士などの仕事はすぐに見つかるのではないか。相手の女性は勝ち組になったな、という印象だ。
次回は石垣島で行われるそうだ。これも是非とも見てみたい。