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2015-08-20

自分は長いこと教員生活をしてきた。大学卒業後の数年間は会社員をしていた時期もある。もうじき定年退職で長い教員生活にも終わりを告げる時期が近づいている。振り返ってみて、教員生活の最大の利点は、あくまでも比較的にだが、自由に使える時間が多いこと、仕事からくるストレスが少ないこと、であろう。

会社員から、はじめて高校の教員になった時に、そのあまりの違いに驚いた。4時半頃には職場を離れることができる。長い夏休みがある。とにかく、売上、収益を気にしなくていい生活はストレスフリーの生活であった。さらには、給料も若干アップした。それでも、会社員のあの数年は、自分の人生にとっては、やはり意味があったと思う。おかげで、自分は世間を知ることのできたいい機会であった。

その後、大学の教員になったのだが、これは厳しい世界であった。論文の質や量や出版する本の数で競うことがある。また、大学の格付けがあって、教員たちはランクが上の大学に移りたがっていた。高校の教員と比べるとやはり競争し合うことが多くて、それはストレスになる。でも、会社員と比べると、それでものんびりしていた。

もうじき、自分は定年退職となる。ストレスフリーの生活になるのだが、まったくストレス無しの生活は、かえってよくないとも思う。非常勤の仕事を幾つかしながら、徐々に仕事の量を減らして、静かに生きていく方法を学んでいきたいと思う。

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