このブログだが、746記事も書いてある。今、書いてあるのは747記事になる。平均して2日に一回の割合で記事を投稿している。4年ほど前から書き始めている。そして、この調子だと、来年の夏ぐらいには1000記事に到達するのでは、と予想している。

タイトルは『昔の思い出を語ろう』なので、昔の思い出を語ることが多い。昔と言っても40代や50代のことは懐かしいとは感じない。やはり語りたくなるのは、10代や20代の前半の思い出だ。多感な時代のことが懐かしく思い出される。

中学生の3年生の頃、クラスメートを好きになった。話しかけることもなく、一方的な片思いであった。数年後にモーションをかけたのだが、全く相手にされなかった。その点はちょっと苦い思い出でもある。

その当時流行した曲が、そのクラスメートと結びついて懐かしく感じられる。三田明『僕のそばには君がいる』と西郷輝彦『星娘』は、その歌詞が、クラスメートに対する自分の気持ちを代弁しているようで、切ない気持ちになる。

『僕のそばには君がいる』『星娘』などは、もう聴くチャンスもないと思っていたら、ネットが発達して、YouTubeができたのだ。検索したらちゃんと動画がアップされていた。先日、この二つの曲を聴いて懐かしい思い出にしたった。

大学生の後半にある女性と仲良くなった。天地真理『若葉のささやき』と『恋人たちの港』はそれと結びついている。天地真理は当時は国民の誰もが知っている超有名な歌手であった。

『恋人たちの港』のレコードジャケットの天地真理の写真は驚異的な美しさだ。今、そのジャケットを見ると美しいとは思うが、「驚異的な」というほどではない。やはり、若い時には、好きな歌手には補正がかかって見てしまうのだ。

『恋人たちの港』のジャケット

YouTubeはありがたい。私のこの年(68歳)になると、将来の夢を思い描くことが難しくなる。楽しみは、過去を振り返ることだ。そこでは、昔、憧れた歌手たちが、依然として同じく若いままで登場している。自分も一緒に若い時代に戻れるようで嬉しい。