子どもが大阪のワンルームマンションで大学生活をおくっていた。京都で就職をすることになり、会社の寮に入ることになった。寮にはベッドと机は用意されている。また、出火の関係から、熱の出る家電品の持ち込みは禁止されている。

さて、どうやって引っ越しをするか、その経験のない息子は方法が分からないようだ。ワンルームマンションであるから現在所有している家具や家電は少ない。できるなら、リサイクルショップに売ろうとしたが、電話すると製造してから5年以内の家電でないと引き取れないそうだ。すると、売ろうとしていた、洗濯機と冷蔵庫は売れないことになる。粗大ゴミとして捨てる必要がある。しかし、これは引き取りにはお金が必要だ。冷蔵庫は5000円、洗濯機は3500円をこちらが支払うことになる。そんな業者を探すことになる。

市のゴミ捨てのサイトを見てみる。すると、大型の不燃物を捨てられる。机と椅子とベッドを捨てることにする。「不用品」という貼り紙をする必要がある。これで大丈夫か。

それで、ソファ、衣装箱を2箱、テレビ、だけを運ぶことになった。それで業者に見積もると何と10万円だ。大阪から京都までだ。2年前に京都から大阪に引っ越しをしたときは、同じ業者で、もっと沢山の荷物だったが 28,000円だった。引っ越し代金がこの2年間で高騰していることが分かる。運転手がいない。トラックもない。とにかく、人手不足が根本にあるようだ。それで、引っ越し業者にお願いするのはやめて自力で運ぶことにした。

小さな車だが、ソファさえ入れば何とかなる。そんなことで、ちょっと頑張ってみる予定だ。