2015-10-25

個人年金に入っておくべきだったと、いま後悔している。年金には色々とある。多くの人が入るのは国民年金である。そして会社勤めの人はさらに厚生年金にも入る。公務員などは共済年金である。これらの公的な年金以外に個人年金がある。

私は国民年金は納めていなかった時期があるので満額はもらえない。会社員だった時期もあるが、働いた期間が短かったので隔月に定期的される支給ではなくて、年に一回12月始めにに若干の金額が振り込まれるだけである。

自分が主に頼るのは共済年金であるが、それも十分ではない。これらの年金を合計するとどうなるか電卓をたたいて計算しては、いつも溜息をついている。ただラッキーなことに自宅のローンは終わっている。ただ、これから補修はしなければならないのでお金は必要だ。しかし、家があることで安心感を抱く。

であるので、定年退職後も働く必要がある。どんな仕事でも良い。できたら10万円ほど欲しい。高齢者に10万円の仕事はなかなかあるわけではない。とにかく、退職した次の日から真剣に老後の仕事を探すつもりだ。

若い人、比較的に経済的に余裕があった時期に個人年金に入っておくべきだったと思う。この感覚は若い人には決してわからないであろう。個人年金だが、終身保証は月ごとの支払い金が高いので、10年の確定保証がいいと言われている。いずれにしても公的年金を補う個人年金が必要だ。

国民年金はどうせ制度的に破綻すると言っている人がいる。毎月の支払いを拒否する人もいる。国家財政が破綻するから支払うだけ無駄との感覚だ。しかし、国家財政が破綻するときに、不動産や株券で財産を持っていたとしても、それらが大丈夫か。国家財政が破綻するときは、不動産も株も暴落するだろう。生活保護の制度もなくなるであろう。

一万円でも二万円でも定期的にお金が入ってくることは大変な安心感につながる。将来は少なくなるかもしれないが、それでもゼロよりははるかに良い。

とにかく、国民保険はきちんと毎月支払うこと、会社勤めの人は、勤務先がちゃんと厚生年金に加入しているか調べること、そして個人年金に入っておくこと。これくらいが我々庶民のできる防衛策ではないか。

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