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2015-12-19

この時期は寒さが厳しくなり、高齢者でついに力尽きてしまう人も多いと思う。それで、遺族はあわてて葬式の手配をするのだが、結局は業者のいいなりになって、かなり高い葬儀の費用を払うことになる。そうならないためにも事前に準備しておくことだ。

父親の時は急な死であったので、よく分からないうちに、あれよあれよと費用がかさみ200万円以上かかった。収支を計算してみると、トータルの費用はたしかに200万以上かかったのだ。香典はもらったのだが、同額返すのが礼儀と言われており、現在も返しつつあるので、この金額は省いて考える。

母の時は、次第に衰弱していき、ある程度はその時期の予想がついた。そしてその時の経済状況では葬儀にお金をかけるわけにはいかなかった。イオンから資料を取り寄せて、家族葬とすることに決めた。父の時みたいにたくさんの人が来ると何かと大げさになる。

さて、冬の寒い日に病院から母の容態が悪いから来てくれと連絡がきて、あわてて駆けつけるとすでに母は息がなかった。しばし呆然としていたが、実務的なことにすぐに取り掛からなければならなかった。時間は夜の10時であった。

時間はもう遅いので、病院に明日まで母の身体を預かってもらえるか聞いたら、すぐに引き取るようにと言われた。病院が幾つか葬儀業者を紹介してくれるとのことで、2、3の業者の電話を教えてもらった。

まず、イオンの葬儀にお願いしようと思っていたので、電話をする。するともう営業時間が終わったので、明日の9時以降に電話してくれという留守番電話であった。これではどうしようもないので、病院から教えてもらった業者に電話をしてみる。値段を聞いてみたが、自分の予算よりは高めだなと感じた。

そこで、電話帳を広げて、幾つかの業者に目星をつけて電話をしてみる。ある業者は夜の10時近くでもすぐに電話に出てくれて(業者は夜になってもお酒も飲まないで待機しているのだなと感心した)、その話では、母の身体はすぐに引き取りに来てくれるという。トータルで40万円の費用で家族葬ができ、お坊さんは別口で10万だという。だいたい自分の予算と近かったのですぐにここに決めた。

病院紹介の業者は家族葬で60万ほどであり、20万ほど高めだった。病院紹介の業者でなくて、この業者に決めてよかった。全てテキパキと決めてくれて、滞りなく進んだ。

その時の経験から、若干補足すると、戒名は、その坊さんにお願いした。自分の檀家のお坊さんは田舎にいるので、筋は戒名はその坊さんにお願いするべきだが、すると戒名代だけで多分20万円ほど要求してくると予想された。また田舎の方でも法事をすべきとかなんとかアドバイスをしてくると思われた。面倒臭いことになるのは嫌なので、こちらの坊さんに戒名もつけて欲しいとお願いしたら、何とか戒名をつけてくれた。これはトータルの10万円の中に含まれているのだ。

葬儀一式で40万円という話だったが、火葬の費用と遺族の火葬場までのタクシー代は別口であった。これには何万か用意しておく必要がある。

母は故郷でなくて、私の現住所の近くの病院でなくなったので、家族葬という形でこじんまりとした葬式で済ますことができた。これが田舎でなくなったら、親戚たちが普通の葬式をすべきだと言ってうるさかったと思う。こちらで葬式を挙げられて予算的には少額で済んだ。

自分の子供たちにも、このあたりのノウハウをしっかりと残して、自分の時は、安くあげてもらえればいい。葬式などしなくて、どこか海にでも散骨してもらってもいいのだが、まあ最低限の儀式でいいとと伝えておくつもりだ。

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