自分のこの歳になるとニュースでの訃報を聞くと、ぎょっとする。そして何歳で亡くなったのかということに興味がゆく。このところ、スポーツ選手は70歳ぐらいで亡くなるという印象を受けたので「70歳で亡くなる人が多い」という記事を先日に投稿した。

しかし、よく考えてみたらアルコールが一番危険ではないかと思いついた。実は自分は先日、前後不覚になる程に酒を飲んで大失敗をしてしまった。この歳になっても酒が断てない自分は情けないと思ってしまった。それをきっかけに、有名人でアルコールを嗜んだ人が何歳ぐらいで亡くなったか調べてみた。アルコール依存症の人では、何人かの有名人が肝臓の病で50歳前後で亡くなっている。 
 
美空ひばり 52歳
石原裕次郎 52歳 
横山やすし 51歳 
江利チエミ 45歳(肝臓が原因ではなくて、酒を飲みすぎて嘔吐物が喉に詰まって窒息死と言われている)
 
酒と関係するとかなり寿命は縮まるようだ。また、昔の人は、人生50年と言っていた。このころはアルコールとは関係なく病気や事故でなくなっていた。
 
織田信長 49歳 (信長の場合は、本能寺の変がなければ、あと10年は生きていただろう)
芭蕉 51歳 (老人という印象を持っていたが、今の自分よりもはるかに若くしてなくなったのだ)
夏目漱石 49歳 (老熟した作家という印象だが、この人も若くしてなくなったのだ)
森鴎外 60歳 (漱石よりは長生きだが、現代の基準でいえば早くしてなくなっている)
 
このところ、なんとなく人々が何歳で亡くなったのか気になって調べていた。とにかく、酒は禁物である。まだまだ人生はこれからという時に逝ってしまうのはもったいない。自戒の言葉としてだ。