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野口五郎が食道がんの手術をしていたことを、彼自身が2月11日の渋谷でのコンサートの時に明らかにした。彼は現在62歳である。ガンになりやすい年齢でもある。

野口五郎の公式サイトより

昨年末に健康診断を受けて、初期の食道がんだとわかり、手術を受けて現在は元気になっているそうだ。

思い出されるのは親友の西城秀樹の逝去である。

西城秀樹は脳梗塞に2回も襲われて本当にボロボロになりながら亡くなったのである。それに比べて、野口五郎は健康管理にも気をつけて(タバコも何年も前にやめている)、顔も元気そうである。手術がうまく行って何よりである。

食道がんとタバコの関係はよく指摘されている。食道がんの手術では喉を切り取るので声が出なくなることがある。末期になるとかなり苦しんで死ぬことになる。

私自身は若い頃に吸っていたが、やめてもう40年以上が経つので大丈夫だと思う。しかし、私の今の年齢68歳から考えると、ガンにかなりやすいことは認めざるを得ない。

知っている人が次から次とガンになる。手術を受けて回復した人もいれば、病に負けて亡くなった人もいる。同年輩の人がだんだんと少なっていくのは怖い。自分よりも1年代上の人たちは、かなり少なくなった。

例えて言えば、薄い氷の上を歩んでいる自分、氷は徐々に薄くなってゆく。いつの日には必ず氷は割れる。そんなことを知りながら、歩まざるを得ない自分なのだ。

自分と同年代の芸能人の訃報を聞くと嫌な感じがするのは、まるで自分に対するメッセージのような気がするからだ。「お前はもう若くはない、その日の来るのを待っていろ!」と神様から言われたような気がしてオロオロするだけだ。

数年前に、天地真理の老いた写真が週刊誌に現れて評判になった。これは同年輩の人たちの間に衝撃を与えたのだ。つまり、天地真理の姿を見ているのだが、実は読者自身の老いた姿を重ね合わせているのだ。歳をとることの恐ろしさを再認識したのだ。

さて、野口五郎だが、今回の話を聞いて思うのは、ガンでも早期発見ならば完治する可能性も高い。健康管理に気をつけていれば若々しい姿をある程度は保っていける。まだまだガンには負けるわけにはいかないのだ。